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英語の形容詞とは?
形容詞は、名詞の状態や質を表すことができる
例: enormous, doglike, silly, yellow, fun, fast
形容詞は、数も表すことができる。
例:many, few, millions, eleven.

形容詞は名詞を修飾する
形容詞は、名詞を修飾するのは知っているだろう。そして、動詞や副詞、他の形容詞を修飾することはできない。
下記の例文から形容詞を探すことはできるだろうか?
Margot wore a beautiful hat to the pie-eating contest.
Furry dogs may overheat in the summertime.
My cake should have sixteen candles.
The scariest villain of all time is Darth Vader.
一方で、実は形容詞は名詞を修飾する”だけ”ではない。形容詞は、be動詞や動詞を補完する役割もできる。
形容詞とくっつくことができる動詞は、feel、seemやtasteのように、状態や感覚を表す動詞。
That cow sure is happy.
It smells gross in the locker room.
Driving is faster than walking.

形容詞の使用例
形容詞は、読み手に伝えたいものに、どんな?どれだけ?の情報を追加する。
Please use three white flowers in the arrangement.

通常、いくつかの形容詞が一緒に使われる時には、,(カンマ)か接続詞を使う。
I’m looking for a small, good-tempered dog to keep as a pet.
My new dog is small and good-tempered.

比較
形容詞は三つの顔をもつ。普通の形容詞の他、比較、最上級を表すことができる。
普通の形容詞
最初の顔は普通の形容詞。そのままの意味だ。
A cool guy
A messy desk
A mischievous cat
Garrulous squirrels
比較の形容詞
比較で使われる形容詞は、2こかそれ以上のものを比較する時に使われる。
ほとんどの短い形容詞(音節が1こ)は単語の最後にerを追加(eで終わる形容詞はrを追加)する。yで終わる場合はyを決してierにする。長めの形容詞(音節が2こ以上)にはmoreを追加する。
A cooler guy
A messier desk
A more mischievous cat
More garrulous squirrels
最上級の形容詞
最大を表す形容詞は、何かしら一番であることを表現するために使う。ほとんどの短い形容詞(音節が1こ)は単語の最後にestを追加(eで終わる形容詞はstを追加)する。yで終わる場合はyを消してiestにする。長めの形容詞(音節が2こ以上)にはthe mostを追加する。
The coolest guy
The messiest desk
The most mischievous cat
The most garrulous squirrels


2こ以上の形容詞
カンマ(and)を使う場合
前にも言った通り、2こ以上の形容詞を一つの名詞に使う際には、原則カンマかandを使う。この2つの形容詞は、どちらも同じ名詞を修飾する必要がある。
This is going to be a long, cold winter.
Isobel’s dedicated and tireless efforts made all the difference.
カンマ(and)を使わない場合
一方で、2こ以上の形容詞が並んでいるからと言って、絶対にandかカンマを使う訳ではない。時々、ある形容詞が、他の「形容詞+名詞」のセットを修飾することがある。この時、形容詞の間にカンマやandはつけない。
My cat, Goober, loves sleeping on this tattered woolen sweater.
No one could open the old silver locket.





形容詞 vs 副詞
多くの学習者が知っているルールは、形容詞は名詞を修飾する、副詞は動詞を修飾するということ。一方で、最初に見た通り、形容詞には実は動詞を保管する役割もあった。これがよくあるケアレスミスを引き起こす。例えば、副詞で動詞を補完しようとしたり・・
I feel badly about what happened.

副詞は、ある動作(feel)がどのように行われたのかを表し、形容詞は、感情的な気持ちを表す。例えば、もし、手袋をつけて点字を読もうとしていたら、I feel badalyというのは正しい。手の感覚が使いづらい、感覚が鈍いみたいなイメージだ。
しかし、悪い感情を表そうとしていたら、I feel badを使わなければならない。気分が悪いみたいなときだ。いくつか例文を見て、違いを考えてみよう。
Goober smells badly.
Goober smells bad.



名詞が形容詞に、形容詞が名詞に?
もう一点形容詞について知らなければいけないことは、時々ある名詞が形容詞として機能したり、形容詞が名詞として機能したりすることがあることだ。例えば・・
Never try to pet someone’s guide dog without asking permission first.
Guideは名詞だが、この例文では犬を修飾している。それとは反対に、形容詞も、名詞として使われることもある。例えば・・
Candice is working on a fundraiser to help the homeless.
この場合、homelessは名詞として使われている。英語には柔軟性があるから、形容詞は形容詞、名詞は名詞・・と固執してしまうと、異なった使い方に出会った時に戸惑ってしまうだろう。形容詞や名詞は、単語の種類の話だけでなく、どう機能するのか?ということも考えなければならない。


終わりに
