副詞の使い方

adverb

にゃんこ先生
さて、〃感じる文法〃第二弾行ってみようー!前回の形容詞に続いて、今日は副詞だよ!

にゃんこ先生
副詞なんて簡単だと思う?本当にそうかな?英語って奥が深いものだよ!日本語と一緒でさ。

にゃんこ先生
文法は暗記するものじゃない、一回理解したら感じるもの。つまり、意識しないで使える・わかるようにするもの。

にゃんこ先生
〃感じる文法〃では、できる限り文法的な説明は少なくする。具体例や例文で、英語の仕組みを感じる・使えるようにすることを目的とする。

にゃんこ先生
文法がわかったら、あとはたくさん読んで、聞いて、書いて、喋って、使える英語を身につけよう。

英語の副詞とは?何を修飾するの?

副詞動詞を修飾する。

he sings loudly

副詞は形容詞を修飾する。

very tall

副詞は他の副詞を修飾する。

ended too quickly

副詞は文章全体を修飾する。

Fortunately, I had brought an umbrella

 

ねこ君
さすがにこの辺は誰でも知ってるんじゃないかなぁ・・?

 

副詞はたいていの場合、語尾にlyがつく。いくつかの単語(例えばfast)は、形容詞と同じスペルの場合もある。

Tom Longboat did not run badly.

Tom is very tall.

The race finished too quickly.

Fortunately, Lucy recorded Tom’s win.

 

にゃんこ先生
副詞を上の文章から見つけるのは簡単だよね?
ねこ君
varyとかtooって副詞なんだね。言われてみればそうだけど、副詞って意識したことなかったなぁ。。

にゃんこ先生
意識しないでも使えるようにする。ねこ君は正しい道を進んでいるよ!

 

副詞は動詞を修飾する

副詞の役割の一つは動詞を修飾すること。これは、どのようにある動作が起こったのかを表すということだ。

Phillip sings loudly in the shower.

My cat waits impatiently for his food.

I will seriously consider your suggestion.

例文中の副詞は以下の質問に答えることができるだろうか?

  • フィリップはどうやって歌った?
  • 猫はどうやって待っている?
  • 私はどうやって提案を考えている?

 

副詞はどのように、どうやってある動作が行われたのか答えることができる。また、副詞は時間(We arrived early) 場所(Turn here)の情報を追加することができる。

 

ねこ君
フィリップはでかい声で歌った、猫は餌をうずうずしながら待った、私は・・、簡単簡単!!

 

形容詞を好む動詞

動詞の中には、副詞と結びつかない(つきづらい)ものもある。feel、smell、sound、seem、appearなどは、副詞ではなく、形容詞とくっつく動詞の代表例である。

よくある間違いの一つは以下の通り。

I feel badly about what happened.

feelは動詞のため、形容詞よりも副詞が適切のように思うかもしれない。しかし、feelはただの動詞ではなくて、形容詞と結びつく動詞である。

この場合、副詞は、ある動作(feel)がどのように行われたのかを表し、形容詞は、感情的な気持ちを表す。例えば、もし、手袋をつけて点字を読もうとしていたら、I feel badlyというのは正しい。手の感覚が使いづらい、感覚が鈍いみたいなイメージだ。

しかし、悪い感情を表そうとしていたら、I feel badを使わなければならない。

 

ねこ君
お、これは形容詞の解説でも触れていたね。

 

副詞は形容詞を修飾する

副詞は形容詞や他の副詞を修飾することができる。多くの場合、副詞の目的は、形容詞の程度を表すためにある。

The woman is quite pretty.

This book is more interesting than the last one.

The weather report is almost always right.

にゃんこ先生
副詞のalmostはalwaysを修飾して、almostとalwaysは両方ともrightを修飾している。

“Is my singing too loud?” asked Phillip.

My cat is incredibly happy to have his dinner.

We will be slightly late to the meeting.

This bridesmaid dress is a very unflattering shade of puce.

 

副詞は副詞を修飾する

副詞を他の副詞を修飾するために使うことができる。複数の副詞を使うことも可能。

Phillip sings rather enormously too loudly.

ただし、たくさんの副詞を繋げると、ガサツで品のない文章になってしまう。使いすぎには注意しよう。

 

副詞は文章を修飾する

いくつかの副詞は文章全体を修飾することができる。例えば、generally、fotunately、interestinglyやaccordingly等がある。これらの副詞は、特定のものを修飾することはせず、センテンス全体の雰囲気(感覚)を表す。

Fortunately, we got there in time.

Interestingly, no one at the auction seemed interested in bidding on the antique spoon collection.

 

比較

形容詞と同様、副詞は比較や最大級で利用することができる。形容詞と同じフォーム(スペルが同じ)の副詞は、形容詞と同じルールで形を変える。

普通の副詞

通常の副詞はそのままの意味を表す。

He smiled warmly. A hastily written note

比較の副詞

比較で利用する際は、lyで終わる副詞にmoreを足す。

He smiled more warmly than the others. The more hastily written note contained the clue.

最上級の副詞

最大級で利用する際は、lyで終わる副詞にmostを足す。

He smiled most warmly of them all. The most hastily written note on the desk was overlooked.

 

ただ、たいていの場合、比較や最大級の副詞を使うよりは、別の副詞(表現力のより強い副詞)を使った方が良いとされる。

にゃんこ先生
例えば、いらいらさせることはirritatinglyで表現できる。でも、我慢ができない程(人を怒らせるぐらい)いらいらさせることを表現するには、比較のmore irritatingly slowより、exasperatingly等の程度が強い別の副詞を使ったほうが良い。

 

副詞の位置

副詞は、修飾したいワードに可能な限り近くに置く。副詞を間違った所に配置すると、文章が変に見えたり、最悪の場合文章の意味が変わってしまう。

特に、onlyは間違いの多い副詞のため、使う際には注意しよう。

Phillip only fed the cat.

Phillip fed only the cat.

最初の文章は、Phillipは猫に餌をやる行為だけをしたという意味。つまり、猫を撫でたり抱っこしたりしない、或いは文脈によると、洗濯や料理など他の家事はやらない、という意味合いもある。

二つ目の文章は、Phillipは猫に餌をあげたけど、犬や鳥にはあげていないということだ。

 

副詞が動詞を修飾する時には、ほとんどの場合、be動詞の後か動詞の前(文章の真ん中あたり)にくるのが自然だ。

We are quickly approaching the deadline.

Phillip has always loved singing.

I will happily assist you.

 

副詞は使わない方が良い?

かの有名な文豪のヘミングウェイは、副詞を使うことを嫌い、他の小説家にも副詞を避けることを勧めていたらしい。

副詞を完全に避けることは不可能だし、時々必要な時もある。あのヘミングウェイだって、時々副詞を使っていた。

文章を書くためのコツは、不必要な副詞を使わないことだ。

もし、動詞や形容詞で伝えたいことを伝えられない時、副詞を使う代わりに、他の動詞や形容詞を使うのはどうだろうか。ほとんどの場合、より適切な動詞や形容詞を見つけることは可能であり、文章はより良いものとなる。

 

にゃんこ先生
さて、〃感じる文法〃副詞の使い方、如何だっただろうか。副詞なんて・・って思っていた人も、実は学べることもたくさんあるのではないかな?今まで知らなかったことを知るのって楽しいよね!

にゃんこ先生
文法は覚えるものではない。一度理解したら、意識しないでも使えるようにするもの。それが〃感じる文法〃のゴール!

 

終わりに

にゃんこ先生
この記事は、ライティング添削ツールGrammarlyのブログをアレンジして作成したもの。こういう文法の間違いはすべて自動で指摘してくれる。ライティングのクオリティを改善したい人は、導入してみよう。

 

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