接続詞の使い方

conjunctions

にゃんこ先生
〃感じる文法〃も今日で第4回目!今回は、接続詞について考えよう。

にゃんこ先生
接続詞って、いろんな種類があるんだよねぇ。なんとなく使えるだろうけど、ルールを知っておくと、もっとすっきりライティングができるようになるはず!

 

にゃんこ先生
文法は暗記するものじゃない、一回理解したら感じるもの。つまり、意識しないで使える・わかるようにするもの。

にゃんこ先生
〃感じる文法〃では、できる限り文法的な説明は少なくする。具体例や例文で、英語の仕組みを感じる・使えるようにすることを目的とする。

にゃんこ先生
文法がわかったら、あとはたくさん読んで、聞いて、書いて、喋って、使える英語を身につけよう。

接続詞がない世界

接続詞がなかったら、ちょっと複雑なことを表したいとき、文章はいくつかの短文の連続になってしまう。

I like cooking. I like eating. I don’t like washing dishes afterward.

ちょっと幼稚に聞こえないだろうか?

 

英語の接続詞とは?

接続詞は、言葉や、フレーズや、節を繋げる働きをする言葉である。

〇:I like cooking and eating, but I don’t like washing dishes afterward.

〇:Sophie is clearly exhausted, yet she insists on dancing till dawn.

にゃんこ先生
節っていうのは、名詞+動詞+〜からなる文章のことね。

 

接続詞のおかげて、複雑で高級なセンテンスを作ることができ、そして、読みづらい短いセンテンスをたくさん作らなくてすむ。

接続詞によって繋げられたフレーズはパラレル(同じ文法構造)になってていることを確認しよう。

✖:I work quickly and am careful.

〇 :I work quickly and carefully.

にゃんこ先生
quicklyは副詞だから、andの後も副詞のcarefullyを使わなければならない。

 

等位接続詞

等位接続詞(Coordinating conjunctions)は、単語や、フレーズは節を繋げるために使う。

最も一般的な等位接続詞は以下の通り。

  • for
  • and
  • nor
  • but
  • or
  • yet
  • so
ねこ君
語呂合わせでFANBOYSって覚えよ。へへ。
ねこ君
ていうか、forって接続詞だったの?あんまりイメージわかないなぁ。

にゃんこ先生
forが接続詞として使う時、基本、原因や理由を表すことが多い。例えば、He must be out, for there is no light in the room.
にゃんこ先生
他の接続詞について、以下の例文を見てみよう。

〇:I’d like pizza or a salad for lunch.

〇:We needed a place to concentrate, so we packed up our things and went to the library.

〇:Jesse didn’t have much money, but she got by.

にゃんこ先生
ちなみに、等位接続詞が、二つの独立した節を繋げる時にはカンマが必要だよ。

 

相関接続詞

相関接続詞(Correlative Conjunctions)は、二つ以上の接続詞がペアになって一つの働きをする。例えば以下のようなもの。

  • either/or
  • neither/nor
  • not only/but also.

Not only am I finished studying for English, but I’m also finished writing my history essay.

I am finished with both my English essay and my history essay.

 

従属接続詞

従属接続詞(Subordinating Conjunctions)は、節(主節と従属節)を結びつける役割を果たす。原因と結果の関係を示したり、対比したり、あるいは節と節のその他の関係を表すことができる。

よく使われる従属接続詞には以下のようなものがある。

  • because
  • since
  • as
  • although
  • though
  • while
  • whereas

時々、untilやafter、beforeなどの副詞も接続詞として使われることがある。

I can stay out until the clock strikes twelve.

ここで、副詞のuntilは、等位接続詞として二つの節を繋げている。I can stay out(主節) と the clock strikes twelve(従属節)だ。

にゃんこ先生
ちなみに、従属節っていうのは接続詞がついてる方の節で、主節は接続詞がついていない方の節ね。
にゃんこ先生
主節はそれだけで文章として成り立つけど、従属節には主節が必要。
にゃんこ先生
I can stay outはそれだけで意味が通じるけど、until the clock strikes twelveはそれだけでは存在できないっていうこと。

 

従属接続詞の位置

従属接続詞は、必ずしも文章の真ん中に来る必要はない。従属接続詞は従属節にくっついていないといけないが、従属節は主節の前にも後ろにも置くことができる。以下の例文を見てみよう。

Before he leaves, make sure his room is clean.

もし、従属節が最初にきた場合は、主節との間にカンマが必要だ。

I drank a glass of water because I was thirsty.

Because I was thirsty, I drank a glass of water.

主節から始まった場合は、カンマは不要になる。

 

接続詞から始まる文章

もしかしたら、接続詞から始まる文章は誤りだと教えられたことがあるかもしれない。しかし、そんなルールはない。先ほど述べたように、従属接続詞を使うことで、接続詞から始まる従属節を主節の前に持って来ることができる。

さらに、等位接続詞から文章を始めることもできる。そうすることで、その文章を強調することができる。

たくさんの文章を接続詞から始めるのは、逆に文章のパワーを弱めてしまうので、控えめに使おう。

Have a safe trip. And don’t forget to call when you get home.

Gertie flung open the door, but there was no one on the other side.

 

接続詞リスト

等位接続詞

  • for
  • and
  • nor
  • but
  • or
  • yet
  • so

 

相関接続詞

  • both/and
  • either/or
  • neither/nor
  • not only/but
  • whether/or

 

従属接続詞

  • after
  • although
  • as
  • as if
  • as long as
  • as much as
  • as soon as
  • as though
  • because
  • before
  • by the time
  • even if
  • even though
  • if
  • in order that
  • in case
  • in the event that
  • lest
  • now that
  • once
  • only
  • only if
  • provided that
  • since
  • so
  • supposing
  • that
  • than
  • though
  • till
  • unless
  • until
  • when
  • whenever
  • where
  • whereas
  • wherever
  • whether or not
  • while

 

にゃんこ先生
さて、〃感じる文法〃接続詞の使い方、如何だっただろうか。個人的には、これは等位、従属だ・・とか、思い出す必要はないけど、仕組を1回理解することは、今後の英語人生に役立つと思う!

にゃんこ先生
文法は覚えるものではない。一度理解したら、意識しないでも使えるようにするもの。それが〃感じる文法〃のゴール!

 

終わりに

にゃんこ先生
この記事は、ライティング添削ツールGrammarlyのブログをアレンジして作成したもの。こういう文法の間違いはすべて自動で指摘してくれる。ライティングのクオリティを改善したい人は、導入してみよう。

 

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