名詞の使い方

noun

にゃんこ先生
〃感じる文法〃第八弾!

にゃんこ先生
今日は、名詞の使い方を理解しちゃおう。いろんな名詞の文法用語が出てくるけど、そういうもんなんだーと思って、覚える必要はないからね。
にゃんこ先生
知っている部分は多いかもしれないけど、漏れている部分を積極的に吸収しよう!

 

にゃんこ先生
文法は暗記するものじゃない、一回理解したら感じるもの。つまり、意識しないで使える・わかるようにするもの。

にゃんこ先生
〃感じる文法〃では、できる限り文法的な説明は少なくする。具体例や例文で、英語の仕組みを感じる・使えるようにすることを目的とする。

にゃんこ先生
文法がわかったら、あとはたくさん読んで、聞いて、書いて、喋って、使える英語を身につけよう。

英語の名詞とは?

名詞とは、人、場所、物などを意味する言葉である。名詞は主語になり、目的語になり、同格になり、修飾語にもなる。

 

名詞の種類

名詞は英語のボキャブラリーの大部分を占め、名詞にはいくつかの種類がある。

 

名詞は人を表す。

Albert Einstein

the president

my mother

a girl

 

場所

名詞は場所を表す。

Mount Vesuvius

Disneyland

my bedroom

 

名詞は物を表す。物は物でも、目に見えない物や、概念、活動、プロセス等を含む。想像上の物や、仮定された物も名詞である。

shoe

faucet

freedom

The Elder Wand

basketball

 

固有名詞と普通名詞

固有名詞

固有名詞とは、ある特定の人や、場所や、物の名前であり、最初の文字が大文字になる。

Does Tina have much homework to do this evening?

Tinaはある特定の人の名前だ。

I would like to visit Old Faithful.

Old Faithfulはある特定の地名である。

 

にゃんこ先生
自由の女神はthe Statue of Libertyなんだよね。固有名詞ってそういうこと!!

 

普通名詞

固有名詞ではないものは普通名詞と呼ぶ。普通名詞は一般的なものを呼ぶための言葉であり、文章の始めにこない限り大文字になることはない。

The girl crossed the river.

Girlは普通名詞になる。読み手は、女の子が川を渡ったことはわかるが、彼女が誰なのかはわからない。また、riverも普通名詞である。

 

普通名詞の種類

普通名詞は3つのサブカテゴリーに分けられる。具体名詞、抽象名詞、集合名詞だ。

 

具体名詞

具体名詞とは、五感によって認識できるもの。実際のものがあるものだ。

I heard the doorbell.

My keyboard is sticky.

doorbell(ブザー) とkeyboard(キーボード) は実際のものであり、手に取り、目で見ることができる。

 

抽象名詞

抽象名詞は、五感によって認識できないものである。目に見えず、手に取ることもできない。

We can’t imagine the courage it took to do that.

Courage(勇気)は抽象名詞である。勇気は見ることも聞くことも触ることもできない。しかし、勇気という概念は知られている。

 

集合名詞

集合名詞は、グループや人やものの集まり(集合)を表す名詞である。

That pack of lies is disgraceful.

Pack of lies(たくさんのうそ)はここでは集合名詞になる。集合名詞は単数系として扱い、今回の場合、be動詞は単数のisとなる。

A pride of lions roamed the savanna.

Pride of lionsは集合名詞だ。

 

にゃんこ先生
政府(government)とか委員会(committee)とかも、集合名詞で単数として扱うんだよ。

 

名詞の使い方

主語として使われる

全ての文章は主語がなければならない。そして、主語はいつでも名詞を使う。人、場所、物などが主語になり、文章の動詞と対応する。

Maria is happy.

Mariaは主語であり、be動詞のisと対応している。

 

目的語として使われる

名詞は動詞の目的語となる。目的語には直接目的語と間接目的語がある。

直接目的語は主語の動作を受ける名詞であり、間接目的語は直接目的語を受け取る側である。例文を見てみよう。

Give the books to her.

Booksは直接目的語(渡されたもの)で、herは間接目的語(渡す対象)だ。

 

補語として使われる

名詞は補語にもなる。下記の例文では、teacherは主語を補完するために使われている。

Mary is a teacher.

名詞が補語として使われる場合、通常、be動詞、become、seem等の動詞で繋がれる。

 

また、名詞は目的語を補完する役割にも果たせる。

I now pronounce you husband and wife.

Husband and wife は名詞だが、この文の中では目的語「you」を補完する役である。このような名詞の使い方は、作ったり、名前をつけたりする意味合いの動詞で良く使われる。

 

にゃんこ先生
例えば、They elected him chairman.ここのChairmanはHimを補完(追加説明)するものだね

 

同格や修飾語(modifier)として使われる

同格名詞は、別の名詞のすぐ後ろにくっついて、その名詞を定義したり特定したりする。

My brother, Michael, is six years old.

ここの「Michael」は同格名詞で、「my brother」を特定する役を果たしている。

 

時に、名詞は形容詞のように使われることもある。

He is a speed demon.

Speedは基本的には名詞だが、ここでは形容詞となり、Demonを修飾している。

 

複数名詞

複数形の名詞は、集合名詞とは異なり、複数形の動詞が必要だ。多くの複数形の名詞は単数形の名詞にsかesをつけて複数形にする。もちろん、例外はたくさんある。

cat—cats

These two cats are both black.

単数形から複数形の変化。英語を学ぶ最初の段階で学んだと思う。

tax—taxes

house—houses

 

可算名詞と不可算名詞

可算名詞

可算名詞はその数が数え切れないぐらい多くなったとしても、数えられる名詞だ。例えば、世界中の人の数は数えられる。可算名詞はa/an、the、some、any、a fewとmanyなどと一緒に使われる。

Here is a cat.

一匹の猫は数えられる。

Here are a few cats.

Here are some cats.

 

不可算名詞

不可算名詞は数えるのが不可能な名詞だ。例えば、液体や空気、砂などは数えられない。不可算名詞は常に単数として考え、some、any、a littleやmuchなどと一緒に使われる。

An I.Q. test measures intelligence.

知性「Intelligence」は数えられない。

Students don’t seem to have much homework these days.

 

所有格名詞

所有格名詞は何かを所有していることを表す名詞だ。所有格名詞はアポストロフィイ「’」とsを名詞にくっつけて作ることができる。

The cat’s toy was missing.

猫はおもちゃを持っている。猫に「’」とsをくっつけて猫の所有格名詞を作った。

 

単数形の名詞がsかzで終わった時は、通常、同じように「’」とsを名詞にくっつける。ただ、これは個人のスタイルや好みにもよる。一部の人は「’」の後の「s」を省略する。

I have been invited to the boss’s house for dinner.

Mrs. Sanchez’s coat is still hanging on the back of her chair.

 

しかし、複数形の名詞で所有格名詞を作る時は、アポストロフィイ「’」をつけるだけでsはつけない。

My nieces’ prom dresses were exquisite.

 

にゃんこ先生
さて、〃感じる文法〃名詞の使い方は如何だっただろうか?所有格名詞を作る時、複数形の時はsがいらないっていうのは間違いやすいから注意してほしい。

にゃんこ先生
文法は覚えるものではない。一度理解したら、意識しないでも使えるようにするもの。それが〃感じる文法〃のゴール!

 

終わりに

にゃんこ先生
この記事は、ライティング添削ツールGrammarlyのブログをアレンジして作成したもの。こういう文法の間違いはすべて自動で指摘してくれる。ライティングのクオリティを改善したい人は、導入してみよう。

 

参考:

Nouns

 

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