前置詞の使い方

propositions

にゃんこ先生
今日は、〃感じる文法〃第五弾!前置詞ってどれ使ったら良いか迷うこと多いよねぇ・・。

にゃんこ先生
この短い記事で全ての前置詞を紹介するのは不可能だけど、前置詞ってなに?どうやって勉強したら良いの?っていう疑問には答えられると思う。

 

にゃんこ先生
文法は暗記するものじゃない、一回理解したら感じるもの。つまり、意識しないで使える・わかるようにするもの。

にゃんこ先生
〃感じる文法〃では、できる限り文法的な説明は少なくする。具体例や例文で、英語の仕組みを感じる・使えるようにすることを目的とする。

にゃんこ先生
文法がわかったら、あとはたくさん読んで、聞いて、書いて、喋って、使える英語を身につけよう。

前置詞とは?

  • 前置詞は、文章の中で言葉と言葉の関係性を示す。
  • 多くの前置詞はいつ、どこでの情報を伝える。
  • ほとんどの前置詞は複数の意味をもち、文脈によって意味が変わる
  • 前置詞によって文章を終わらせることは文法の間違いではない

 

前置詞の働き

“Vampires! Zombies! Werewolves!” “Where?!” “Behind you!”

前置詞のおかげで、ゾンビがどこにいるかわかる。あなたの後ろ(behind)だ。

前置詞は、他のいつ、どこでの情報を他の言葉に追加する。モンスターが近づいてきた時、前置詞があることによって、モンスターがどこにいるのかを伝えることができる。

俺たちの後ろにいるのか、上にいるのか?近くにいるのか?夜現れるのか?

  • behind us
  • in front of us
  • in three seconds
  • at midnight

 

前置詞は、多くの場合、ある名詞と他の名詞との場所的な関係性を示す。

The coffee is on the table beside you

また、前置詞は比較や目的など、抽象的な情報を追加することもできる。

We went for a walk despite the rain.

 

前置詞の種類

前置詞は抽象的な概念(目的等)の他、方向、時間、位置、場所との関係性を示す。

方向: Look to the left and you’ll see our destination.

時間: We’ve been working since this morning.

位置: We saw a movie at the theater.

場所: The dog hid under the table.

 

ねこ君
いまいちこういう使い分けってわからないんだよね。。どうやって覚えたら良いの?
にゃんこ先生
前置詞の使い方を全部覚えるっていう戦略はおすすめしない。やはり、英語と触れ合う中で、こういう使い方があったんだという発見から一つずつ理解し使えるようになっていく。
にゃんこ先生
例えば、こういう本もあるけど、前置詞ばっかり専門で勉強するのって、辛いし続かなそう。参考までに。

 

前置詞の例

残念ながら、どんなシチュエーションでどの前置詞を使ったら良いかの決定的な公式はない。一番良い前置詞と他の言葉の組み合わせを学ぶ方法は、クオリティの高い文章をたくさん読み、どの組み合わせが正しいのかの感覚を磨くことである。

いくつかの例文を見てみよう。

I should rewrite the introduction of my essay.

Sam left his jacket in the car.

Did you send that letter to your mother?

We’re cooking for ten guests tonight.

Dan ate lunch with his boss.

 

ねこ君
ハイクオリティの文章をたくさん読めって言っても、何読んだら良いの?
にゃんこ先生
例えば、ニューヨークタイムズと、ワシントンポストは質の高い新聞紙。特に社説や評論は読む価値がある。
にゃんこ先生
あとは、多読で洋書を読むことだね。

 

前置詞で終わる文章

かつて良く主張されていた、前置詞で終わる文章は間違いだという説は正しくない。

文章を書く人は、決まって「前置詞で文章を終わらせることはできない」と言い、不自然な文章を作ることが多い。

There’s no one else to hide behind . (文法的に正しく自然)

There’s no one else behind whom to hide. (文法的に正しいが不自然)

Where did you come from ? (文法的に正しく自然)

From where did you come? (G文法的に正しいが不自然)

 

もちろん、真面目でフォーマルな文章を書くときは、前置詞を文章の前の方に移動させた方が綺麗に見える時もある。

前置詞を前に移動した時は、後ろに付いている前置詞を消すのを忘れないようにしよう。

〇 :This is something we must meditate on .

〇 :This is something on which we must meditate.

✖:This is something on which we must meditate on .

 

不必要な前置詞

良くある前置詞の間違いは、不必要な前置詞を疑問文の最後につけることだ。

✖:Where is your brother at ?

これは口語では認められることもあるが、書き言葉では間違いになる。この場合、前置詞を削除することで正しい文章を作ることができる。

〇 :Where is your brother?

 

もし、どの前置詞を使ったら良いのかわからなければ、前置詞を消してしまうことで正しい文章が作れる時がある。実際、不必要な前置詞を使ったフレーズは使うべきではない。

前置詞が多すぎる文章はガサツに聞こえる。下記の文章を見て、どう思うだろうか?

For many people, the reality of an entry into a new area of employment is cause for a host of anxieties.

前置詞を減らすことで、文章をすっきりさせることができる。短くて、意味が伝わりやい文章になる。

Changing careers makes many people anxious.

 

不必要な前置詞の例

Alex hit the baseball up over the fence.

upを削除しよう。よりわかりやすくなる。

Alex hit the baseball over the fence.

 

にゃんこ先生
前置詞の役割、感じることはできただろうか?前置詞に関しては、びっくりするような絶対に正しいルールはなくて、地道に使いながら覚えていくしかない。

にゃんこ先生
文法は覚えるものではない。一度理解したら、意識しないでも使えるようにするもの。それが〃感じる文法〃のゴール!

 

終わりに

にゃんこ先生
この記事は、ライティング添削ツールGrammarlyのブログをアレンジして作成したもの。こういう文法の間違いはすべて自動で指摘してくれる。ライティングのクオリティを改善したい人は、導入してみよう。

 

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